援助交際はなぜ売春と言われないのでしょう

援助交際は売春と同じ行為ではないでしょうか。それとも援助交際と売春には明確な線引きがあるのでしょうか?お金を受け取ることによって自分の体をある一定の期間売り渡しているのですから、同じようにも思えるのですが。唯一、違いと考えられるものは、援助交際は素人ほど価値があり、売春はプロほど価値があるということでしょうか。

ですが、年齢が低ければ売春でもプロとは言い切れないはずです。援助交際は基本的に初対面の人と会って売買春が行われているというものです。もしかしたら、男性側の罪の意識から女の子を食事に連れていったりすることもあるから援助交際と言うのでしょうか。一応、交際っぽく振舞えば罪悪感も薄れるかもしれません。しかし、援助交際の場で女の子は一体何を求めているのでしょう。単純にお金です。そこを男性は勘違いしているのかもしれません。

女の子はただ単にホテルに直行して短時間でことを済ませるほうがラクでいい仕事だと思っているのかもしれません。援助交際とは男性側が自分の行為をひた隠しにしたいことからできた言葉ではないでしょうか。

援助交際はなぜ減らないのか?

援助交際が注目され始めたのはネットが普及し、誰でも簡単に交際相手を掲示板などで募集できるようになったからですが、もちろん昔からこうしたことはありました。ただそのときは売春や買春と言っていただけで、呼び方は違えど中身は援助交際と同じようなものです。

そしてこの先も世の中に男と女がいる限り援助交際は絶対になくならないと思うだろうし、若い女性と関係を持ちたい男性、そしてラクをしてお金が欲しい女性の両者の欲求が一致するためなくなるわけではありません。そしてなくならないということはこれからも援助交際が元で被害に遭う人も減らないということになります。私はもちろん援交には反対の立場ですが、これからも援助交際に関する事件や事故のニュースを耳にすることは減らないでしょう。